潮吹きのことを妄想と憶測で考えてみた
俗に「先走り液」とか「ガマン汁」と呼ばれるあの液体の正式名称はカウパー氏腺液という。これはこのメカニズムについて初めて解明したカウパー博士という人の名前からついているのだという。
一方女性には潮吹きという現象があるが、あの液体について「潮」とはいうけれど正式名称を耳にしたことがない。潮吹きという名称は、あの光景が鯨の潮吹きに似ているところから名づけられたというが、鯨のような勢いで飛ぶ潮吹きというのはAVでしか見られないような気がして、この名称を名づけたのは相当なAVマニアかあるいは業界の人間なのだろうと思う。
それはともかく、“潮”の正式名称を耳にしたことがない(本当はあるのかもしれないが)というのは、潮吹きというもののメカニズムが解明されていないからなのだと思う。
この「潮吹きが医学的に解明されていない」というのもよく耳にするフレーズなのだが、筆者は本当にそうなのだろうか、と疑念を持つ。
まったく憶測の域は出ないのであるが、潮吹きのメカニズムを解明してしまった学者は世の中に数多く存在しているのだ。だって男ならあれが気にならないはずがない。筆者が医学者ならば真っ先に研究する。
だが、その解明した事実を発表してしまったら、カウパー氏腺液のように、あの液体に自分の名前が冠せられてしまうのだ。
吉田さんが発表したら「吉田液」になる。AV女優があえぎながら「あぁ~、あぁぁ~、吉田出ちゃう、吉田が出ちゃうぅ~!」て叫ぶんだ。高田さんと馬場さんが共同で発表したら「高田馬場液」になってしまう。AV女優が「あぁぁ~、高田馬場~、次は~高田馬場~」って叫ぶ。
こんな恥ずかしいことはない。
だから誰も発表できないでいる。絶対そうだ。
これ以外にも医学者の間で、研究してみたはいいが恥ずかしくて公表できない事実というのが実は結構あるんじゃないか。
そこで個人情報保護法だ。
今こそ全国の医学者たちは匿名で恥ずかしい研究を発表するべきなのだ。
こういう勇者こそ国が保護するべきなのだ。